三菱みなとみらい技術館(横浜市西区みなとみらい3)で7月14日から、「夏休みこども科学フェスティバル」が開催される。
同イベントは子どもたちに科学技術の楽しさ、ものづくりのおもしろさを伝えることを目的とした夏休み恒例企画。ロケットエンジンの実物や話題のスマートコミュニティを体験しながら科学技術をたのしく学ぶことができる。
期間中は、科学映像作品の上映会やスタンプラリーを実施。館内の見所クイズに挑戦できるテクノくんのワークブックの提供や、三菱重工が開発したコミュニケーションロボット「wakamaru」とのお散歩タイムなども行う。
また、同館では、8月19日まで実施する横浜みなと博物館(西区みなとみらい2)との連携キャンペーンとして、海洋ゾーン「みなとみらい海洋研究所」で、日本が誇る有人潜水調査船「しんかい6500」や、深海巡航探査機「うらしま」、地球深部探査船「ちきゅう」の技術を展示。それぞれがもたらした貴重なデータや標本などを紹介する。
子どもたちが楽しく学べる関連イベント「海洋教室」では、しんかい6500と深海調査について解説。水圧実験なども行う。そのほか、深海ペーパークラフト教室も実施する予定。
同館広報担当の佐野麻季さんは「迫力ある実物展示や、家族で楽しめる体験型展示がいっぱいです。宇宙や深海、最先端の科学技術とものづくりについてご紹介しています。この夏のご家庭の節電対策もかねて、ぜひお気軽にご来館ください」と話す。
開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。月曜休館(祝日の場合は翌日)。入館料は大人300円、中・高校生200円、小学生100円。9月2日まで。