8月25日に東京都内で行われた「第31回浅草サンバカーニバル」で、横浜・野毛を拠点とするサンバチーム「エスコーラ・ヂ・サンバ・サウーヂ」が2連覇を飾った。
浅草サンバカーニバルは、国内でも最大級のサンバイベント。31回目となる今年は22チームがパレードに参加し、浅草の馬道通りから雷門通りで情熱的なパフォーマンスを披露した。
サウーヂは1986年に横浜・野毛で結成された団体で、チーム名のサウーヂはポルトガル語で「乾杯」の意味。ブラジルが好きで、サンバを愛する横浜在住のメンバーが所属しており、2010年には第30回浅草サンバカーニバルで初優勝を果たした。
今年は「健康」をテーマに掲げ、サウーヂのメンバー約300人がパレードに参加。テーマの表現やダンスの躍動感、衣装、演奏などが総合的に評価され、浅草カーニバルでは最もレベルの高い1部リーグ「S1サンバ・リーグ」で優勝し、2連覇を達成した。
エスコーラ・ヂ・サンバ・サウーヂの代表を務める石山和男さんは「2010年に初優勝するまで25年かかりましたが、2連覇できるなんて驚きでいっぱいです。サンバをやる喜びを『健康』というテーマで表現することに夢中になった結果と言えばよいのでしょうか。沿道で力一杯応援してくださった方々、私たちをいつも支えてくださる地元横浜の皆様に感謝申し上げます」と話している。
同チームは今後、9月8日・9日にJR桜木町駅前イベント広場で開催される「tvk開局40周年記念 よこはまアラメヤ音頭国際盆踊り大会 2012」に出場する。9月8日には、野毛本通り大ビアガーデンにも出演し、凱旋公演を行う予定。