ソーシャルメディアを利用し、誰でも自由に受講できる講座を実施してインターネットで放送する「ツブヤ大学」は9月15日、春風社(横浜市西区紅葉ヶ丘53)で「BooK学科 ヨコハマ講座~よこはま 本への旅~」を開催する。
「BooK学科 ヨコハマ講座」は、昨年10月に開始。本にまつわるゲストを招いて話を聞く。12回目となる今回は「長田弘の読書会」と題して、詩人の長田弘さんをゲストに迎え、長田さんの著書「ねこに未来はない」(角川文庫)「記憶のつくり方」(朝日文庫)「定本 私の二十世紀書店」(みすず書房)について語り合う。聞き手は横浜の出版社・春風社代表の三浦衛さん。
長田さんは、1939年福島市生まれの詩人。「私の二十世紀書店」(みすず書房)で毎日出版文化賞、「記憶のつくり方」(晶文社)で桑原武夫学芸賞を受賞している。エッセイ、評論、絵本の翻訳でも活躍している。
三浦さんは「日本を代表する詩人の話を間近でうかがい、じかに対話できる絶好の機会です。本を読むこと、詩を書くこと、生きること、について時間のゆるす限りお話しいただきたいと思います」と話す。
講座は15時~16時。参加費は1,000円。定員50人。講座の模様はユーストリームでインターネット中継する。申し込みはツブヤ大学ホームページ、または電話(春風社:TEL 045-261-3168)で受け付ける。
ツブヤ大学は、横浜市中区に拠点を置くNPO法人ツブヤ・ユニバーシティーによる運営。