関内やみなとみらい、山手周辺エリアで11月11日、市民参加型のサイクリングイベント「横浜エコライド2012」が行われる。
同イベントは、今年で5回目の開催で、昨年は約600人が参加した。自転車で横浜の街をめぐることで、車や徒歩では見落としがちな街の魅力を再発見することや、自転車の活用を通じて地球環境や自動車とのロードシェアの意識を高めることなどを目的に実施されている。NPO法人「横浜ペダルプロジェクト」(横浜市中区海岸通り4)が主催する。
スタート・ゴール地点は山下公園で、コースは港の見える丘公園や山手エリア、横浜スタジアム前、みなとみらい地区、横浜赤レンガ倉庫などをめぐる約21キロを予定。スピードを競うレースイベントではなく、参加者は自分に合ったペースで景色や横浜の名所を楽しみながらコースを回ることができる。
参加資格は特になく、前後にブレーキを備えて安全に整備された自転車なら車種は自由(タンデム自転車は不可)。コースの車両通行規制などは行われず、車道の左側走行を基本とする。
横浜ペダルプロジェクト代表の鳥羽山康一郎さんは「横浜都心部のベイエリアは自転車で走るのにぴったりのサイズです。他の交通手段では発見できない自分だけのスポットなどを見つけてください。のんびりと走りながら環境のこと、自転車の走行ルールのことなどもちょっと考えていただければいいな、と思っています」と話す。
当日は8時から順次スタート予定。募集定員は1,000人(大人800人、小学生以下200人)。参加登録はインターネットで先着順で受け付ける。締切は10月15日(定員になり次第受け付終了)。参加費は大人4,000円、小学生以下1,000円。