横浜赤レンガ倉庫イベント広場(横浜市中区新港1)で9月28日、ドイツ・ミュンヘンで行われるビールの祭典を再現した「横浜オクトーバーフェスト2012」が開幕した。
オクトーバーフェストは、1810年にミュンヘンでスタートしたビールの収穫祭。世界中から約600万人が訪れる世界最大のビールイベントで、毎年10月1週目の日曜を最終日として2週間にわたり市内のビール醸造所が巨大テントにビアホールを設置しビールを振る舞う。
横浜での開催は11回目で、初日は開場前から長蛇の列が並び、17時から21時までに約2,800人が来場しビールの祭典を楽しんだ。主催は横浜赤レンガ、横浜市芸術文化振興財団。
オープニングセレモニーには、林文子横浜市長をはじめ、駐日ドイツ連邦共和国広報・文化担当公使のクラウス・アウアーさん、横浜赤レンガ代表取締役社長の鶴本久也さんが出席。ビア樽開栓セレモニーの後、来場者とともに乾杯した。クラウスさんはジョッキを掲げながら、「会場テントの装飾や雰囲気、この盛り上がりは本場ミュンヘンのオクトーバーフェストそのまま。今年もおいしいビールと料理で存分にたのしんでほしい」と語った。
期間中はイベント広場に約6,300平方メートルの会場を用意し、ドイツ製の大型テントを設置。座席数はテント内外合わせて1,938席。会場ではドイツ人楽団「WOHO&KALENDAR BAND」による生演奏もおこなう。
今年は、本場ミュンヘンのオクトーバーフェスト公式ビール4種類を含む45種類のドイツビール、神奈川県産の地ビールなど、過去最多となる80種類以上の多種多様なビールを提供する。フードは、ソーセージ盛り合わせ、骨なしアイスバイン、イエガーシュニッツェル、若鶏の香草焼き、ムール貝の白ワイン蒸しなど。公式グッズ販売ブースでは、ドイツ国旗やビアハット、Tシャツなどを販売する。
開催時間は平日12時~21時30分、土曜・日曜・祝日11時~21時30分。入場料は200円。10月14日まで(荒天・強風時は休業の場合あり)。