横浜駅東口のヨコハマポートサイド地区で10月6日と7日、写真家やクラフト作家などによるフリーマーケット「アート縁日21」が開催される。
「アート縁日」は、「アートとデザインの街づくり」をコンセプトに再開発を進めるヨコハマポートサイド地区の「まち祭り」として企画されたイベントで、1994年から毎年開催されている。今回が21回目の開催で、主催はヨコハマポートサイド街づくり協議会、アート縁日実行委員会。
出展ルールは「自分の手でつくったものを自分で販売する」、「無理なく部屋に持ち帰ることができる大きさの作品を出品する」。広くて1.5メートル四方のブースに120組の作家、アーティストが出展する。
出展ジャンルはさまざまで、木彫、イラスト、オブジェ、ミニチュア、写真、木工芸、指物、金工、陶芸、ガラス工芸、革工芸、帽子、あみぐるみ、アクセサリー、創作印章、創作はがき、パンツ作家など。近年はクラフト系の作家の出展が増えているという。
アート縁日実行委員会の竹森正樹事務局長は「お部屋に持ち帰ることができる作品が集まるので『非日常な』というより『普段着』のアート作品が並びます。アート縁日は、強く『私』を主張するアートより、アートをコミュニケーション・ツールとして多くの人たちとつながろうというアートを歓迎していますから、『にぎにぎしく』というより、やさしく静かにやっていたいイベントです」と話している。
会場はコンカード横浜(横浜市神奈川区金港町3)沿いの公開空地、横浜クリエーションスクエア(神奈川区栄町5)1階アトリウム、アトリウム沿い公開空地。開催時間は10時~17時。入場無料。