横浜高速鉄道は10月1日、みなとみらい線みなとみらい駅構内・地下3階のクイーンズスクエア横浜方面改札口にアートギャラリー「SUBWAY GALLERY M(サブウェイギャラリーM)」(横浜市西区みなとみらい3、TEL 045-664-1795)をオープンした。
同ギャラリーは、みなとみらい駅の活性化を目的に開設されたアートスペース。白を基調とした床面積約163平方メートル、ピクチャーレール約47メートル(レール総長)のギャラリーで、絵画などの平面作品から彫刻などの立体作品まで、さまざまな創作作品の展示ができる。
展示スペースは、一般への貸し出しを行う。貸出期間の基本は7日間(月曜から日曜)。利用料金は7日間で70,000円、パネル1枚あたり500円。使用時間は10時30分~18時30分。
オープニングセレモニーには、横浜高速鉄道代表取締役社長の池田輝政さんをはじめ、宇宙航空研究開発機構理事の遠藤守さん、横浜市教育委員会教育次長の漆間浩一さん、神奈川県更生保護女性連盟会長の井上静子さんらが出席。多摩美術大学情報デザイン学科准教授で、宇宙芸術研究コミュニティ「beyond」の森脇裕之さんによる種子島宇宙芸術祭に向けたプロジェクトの紹介も行われた。
横浜高速鉄道の池田さんは「お客様の利便性だけではなく、市民の文化活動に寄与し、多くの方が気軽に芸術に触れられる発信の場としてギャラリーを開設した。これから少しずつギャラリー運営のスキルアップを図りたい」とあいさつ。
同ギャラリーでは10月14日まで、開廊記念プログラム「こども宇宙芸術 - 宇宙を平和にするロケット2012 種子島児童絵画展」を開催している。
同展では、鹿児島県・種子島の南種子町内の小学校で実施された「こども宇宙芸術教室」のワークショップで、子どもたちが「宇宙を平和にするロケット」をテーマに描いた宇宙ロケット画251作品を展示している。
種子島児童絵画展の開催時間は10時30分~18時30分。入場無料。