山下公園(横浜市中区山下町279)を中心に10月6日と7日、世界各国の文化を紹介する「ワールドフェスタ・ヨコハマ2012」が開催される。
観光産業の発展を目的に1995年にスタートしたイベントで、毎年2日間で約40万人を動員。今年は30カ国の参加による61ブースが出展し、「食べて・遊んで・世界の旅」をテーマに、世界各国の料理や音楽、踊りが楽しめる多彩なプログラムを実施する。
会期中は、民族衣装に身を包んだ外国人コンパニオンがウェルカムゲートで来場者を迎え、コミュニケーションツールとして、ブース店頭に各国のあいさつの言葉を書いたボードを用意する。
世界の野外大レストランでは、各国自慢の料理メニューを提供するほか、辛味にスポットを当てた「スパイシーHOT」フェアを開催。ワニのステーキ(スーダン)や激辛チョリソー(メキシコ)、グリーンカレー(タイ)、ジンジャーチャイ(パキスタン&ベトナム)、中華麺「山形辛みそ」(日本)など19カ国24店舗のスパイシー料理が味わえる。
ステージでは、アイリッシュ・ダンスや大和阿波踊り、中国雑伎、インド古典舞踊、ゴスペルなど世界各国の舞踊や音楽を披露する「ワールドミュージック&ダンスショー」、ワールドフェスタ参加国を中心とした「民族衣装ファッションショー」を行う。そのほか、インテリア小物や衣料品・民芸品などを販売する「ワールド・バザール」、会場内や周辺を巡るスタンプラリー、民族衣装のレンタルサービスも。
イベントを担当する横浜商工会議所の神崎雄介さんは「世界各国の衣、食、住に触れられる国際色豊かなお祭り。昨年に引き続く復興支援として、福島で活動するNPO団体が民芸品などを販売し、売上をすべて被災地に寄付する予定です」と話している。
開催時間は10時~17時。入場無料。小雨決行。