野毛の飲食店「APOLLO company」(アポロ・カンパニー)」(横浜市中区花咲町1)で10月7日、音楽イベント「第20回横浜ジャズ研」が開催される。
横浜ジャズ研は、横浜をジャズで活性化することを目的に、2007年にスタート。オーガナイザーの菊川悠一さんをはじめ、日向さやかさん、安部心さん、羽生義之介さんの4人の「研究員」が、50~60年代ジャズ、現代のジャズを中心にDJで表現する。「講義・演習」と称して毎回異なるテーマを設けており、今回のテーマは「酒」。酒にまつわる曲、酒を連想させる曲を紹介する。自身の酒にまつわるジャズのCD、レコードを持ち寄り、参加することもできる。
生演奏は、西岡ヒデロー&中村新史DUO。トランペットとパーカッションを担当する西岡さんは、和田アキ子、ケミストリー、KYOTO JAZZ MASSIVE、DJ KAWASAKI、コングエロ・トレス・フーファーズなど、ポップスからクラブジャズまで幅広い共演歴があり、そのリミックスワークは海外からも高い評価を受けている。キーボード奏者の中村さんは、ジャズボーカリストTOKUさんや、DJ沖野修也さんなどとの活動で知られている。2008年に自己免疫性脳脊髄炎の後遺症で下半身不随となり、車椅子生活を余儀なくされたが、2010年より演奏を再開、自己のバンドで音楽活動を続けている。DJは、WASSIVE ATTACK。
横浜ジャズ研の菊川さんは「横浜の酒の聖地と言っても過言ではない野毛で酒とジャズをテーマに開催します。DJ、ライブだけではなく、お客さんに酒にちなんだジャズをかけて頂くコーナーもあるので、老若男女問わず思い思いの音源を持って来てほしい」と話す。
開催時間は18時~23時。料金は1,500円(1ドリンク付き)。詳細は横浜ジャズ研ホームページで。