山下公園(横浜市中区山下町279)で10月13日と14日、第10回横浜インド祭「ディワリ・イン・ヨコハマ2012」が開催される。
ディワリ・イン・ヨコハマは、インド文化の紹介や在日インド人との交流を目的に2003年にスタート。今年は日印国交樹立60周年を記念し、本場アーティストによるダンスやコンサート、キャンドルナイトなどさまざまな催しを行う。動員目標は2日間で20万人。
ステージには、ボリウッド映画女優でダンスアーティストの板倉リサさん、ベリーダンサーのビアンカさん、シタール奏者・辰野基康さんらが出演。インド古典舞踊やボリウッドダンス、インド人による創作劇「ラーマーヤナ」、日印国交樹立60周年を記念した光のステージを披露する。
会場では、インド雑貨やインド料理の販売をはじめ、インド占い、インドオーガニックバラワインの紹介、インドの伝統的なボディーアート「メヘンディ」などを実施。そのほか、山下公園の周辺施設(ブリリア ショートショート シアター、横浜ユーラシア文化館、横浜人形の家、横浜マリンタワー)を巡るスタンプラリーも。
また、関連イベントとして、みなとみらいのショートフィルム専門劇場「ブリリア ショートショート シアター」(西区みなとみらい5)では、11月15日までインドのショートフィルムを上映している。
ディワリ・イン・ヨコハマ2012実行委員会 事務局長の大場多美子さんは「ディワリ祭ではインドを丸ごと楽しんでほしい。今年の大きなチャレンジは、ボリウッドダンスメンバーが街から1人ずつ現れる突発的集団ダンス『フラッシュ・モブスタイル』の実現です」と話している。
会場は山下公園 おまつり広場。開催時間は10時~19時。入場無料、雨天決行。
ディワリは、「光の祭典」とも呼ばれるインドの新年を祝う祭り。インドでは、各住居の門塀にランプをともし、壁や木をライトアップさせる風習がある。横浜市はインド商人が今から148年前の1863年に日本で初めて営業拠点を設けた都市で、インドのムンバイ市と姉妹都市提携を結んでいる。山下公園の西端には在日インド人協会から1937年に寄贈されたモニュメント「インド水塔」があり、横浜の近代建築として高く評価されている。