関内のエスニックダイニング「MOROCCA(モロッカ)」(横浜市中区相生町2、TEL 045-664-3005)で、10月13日から写真家・高橋良行さんの写真展「スマイル in Africa」が開催されている。
高橋さんは、アジア、中東、アフリカなどを旅しながら、「人間らしさ」をテーマに笑顔を撮り続けている写真家。会期中は、エチオピアで出会った子どもや人々の生活風景などアフリカの写真約10枚を展示する。同展は来年6月に横浜で開催される「第5回アフリカ開発会議」のパートナー事業。
店内では、アフリカ雑貨専門店「アフリキコ」(西区岡野2)によるアフリカ雑貨の展示・販売でアフリカの職人の活動を紹介するほか、東日本大震災被災地支援に伴うチャリティーポストカード(1枚150円)を販売。収益の一部はアフリカの開発に携わるNGO団体に寄付する。
27日には、高橋さんが「ガーナとエチオピアのエピソード」と題したトークライブでアフリカの魅力を語る。開催時間は18時~21時。定員30人で、会費3,000円。ドリンクが飲み放題で、クスクスなどアフリカにちなんだ料理が提供される。
高橋さんは「古い住居を改装したモロッカは心地よくて僕の大好きな場所。アフリカの写真が似合う『旅』をキーワードにしたこのお店で、たくさんの人にアフリカの笑顔を見てほしい。最終日のトークライブでは、アフリカで感じたことや思ったことをありのまま伝えたい」と話している。
営業時間はランチタイム=11時30分~14時(月曜~金曜)、バータイム=17時30分~23時30分(月曜~土曜)。日曜・祝祭日は定休。写真展は10月27日まで。
高橋さんは神奈川出身で、20歳で建築の専門学校を卒業後、スノーボードのプロを目指して数々のコンペティションに出場。その後、建築士などの資格を取り会社で働くが2年で退社。30歳の夏にデジタル一眼レフを購入し、2004年に初めての一人旅でネパールへ旅立ち、本格的に写真活動をスタートした。
2006年にキャパネットワーク写真グランプリ2006「キャパネットワーク優秀賞」を受賞し、今年6月には旅の野外フェス「旅祭2012」に出展。ギャラリーでの個展やラジオ出演、雑誌や新聞への掲載などを行っている。2005年に立ち上げたソーシャル・ネットワーキングサービスmixi「旅と写真といい話♪」コミュニティの管理人も務め、現在のメンバー数は7万人以上。