みなとみらい線の元町・中華街駅近くに10月1日、シェアオフィス「MOTOMACHI×PORT(モトマチポート)」(横浜市中区元町1、TEL 045-350-3301)がオープンした。
「MOTOMACHI×PORT」のブースには本棚も備え付けられている
手掛けたのは、横浜を拠点に建築やインテリアのデザイン・企画・設計などを行っている「デザインポート」。オフィスの移転を機に、知り合いを通じて空きテナントとなっていたフロアの存在を知り、自らの事務所を含めた個人事業主向けのシェアオフィス運営を構想。約1カ月の改装や準備期間を経て、開業に至った。
場所は元町・中華街駅5番出口のすぐ隣りに位置するビルの4階。全体の面積は約60平方メートルで、デスクや本棚のついた個人向けの全9ブースを設置。照明にはLEDを使用。作業に集中できるよう、各ブースは木板で仕切られている。他に共用のミーティングテーブル、コピー機、無線LANインターネット、水道、バルコニー、室内保管の自転車用バイクラックなどを備える。個別に電話回線を引くことも可能。
入居者には個別に鍵を渡し、原則24時間・365日使用できる。今後は入居者同士のコラボレーションによる事業や活動の展開も行っていきたいという。
「MOTOMACHI×PORT」代表で、デザインポート アーキディレクターのエンドウマコトさんは「これまで事務所を構えていた万国橋SOKOでは5年間を過ごした。オフィスをシェアすることのメリットと懸念すべき点を体感してきた上で、それを十分に生かした運営を行っていきたい。駅徒歩0分のアクセスの良さに加え、窓からはマリンタワーやランドマークタワーも見える絶好のロケーション。見学など、気軽に問い合わせ頂ければ」と話す。
入居料は、電気・水道などの共益費込みで月額34,780円から。1日単位で利用できるスポット料金は2,000円。