クリエーターやデザイン、アート関連企業などが入居する「創造空間 万国橋SOKO」(横浜市中区海岸通4)で10月26日から3日間、入居者らが活動成果の発表を行うイベント「横濱万国橋覧会’12」が開催される。
港湾倉庫をリノベーションしたオフィスビルに拠点を置く映像、写真、建築、デザインなどを手掛ける企業がオープンスタジオや作品展示をおこなう。「関内外OPEN!4」(10月27日・28日)の連携イベント。
期間中は各企業によるオープンスタジオや展示のほか、2階の共有スペースで各社オリジナルの最新映像を紹介する。万国橋SOKO外観は現在、1階で開催している横浜出身のフォークデュオ「ゆず」15年間の足跡をたどる回顧展「ゆず展~15th Anniversary Exhibision」に伴うライトアップを実施。ジャズのキャロル山崎さんやブルースの中村裕介さんなど、横浜を舞台に活躍するアーティストによる野外ライブもおこなう。
作品展示は、グラフィックデザインを手掛けるNDCグラフィックスによる「プレ・ポーランドポスター展」、山本理顕設計工場の「Recent Project」、セグウェイジャパンによるセグウェイの静態展示又はパネル展示、アマノスタジオの写真展「Supernova」、チェコの国際映画祭「ZLIN FILM FESTIVAL」で横浜発のアニメーション作品「ハーバーテイル」が2冠を獲得したアニメーション制作スタジオ「I.TOON WORKS 2012」など。
横濱万国橋覧会協会会長の森日出夫さんは「今年の目玉は全入居テナントが行うクリエーターの作品展示。5年前に『このSOKOから生まれた作品を発信したい』という思いから始まったイベントの原点に立ち返り、それぞれの活動を紹介する」と話している。
開催時間は11時30分~18時。入場無料。10月28日まで。