横浜市中央卸売市場本場(横浜市神奈川区山内町1)で10月28日、「横浜市場まつり2012」が開催される。
同イベントでは、卸業者らで構成される横浜市場まつり実行委員会が「市民への感謝」を込めて施設を一般開放し、市場の魅力を伝える。今年は、海鮮丼、まぐろ丼、炭火焼さんまなどを販売するほか、鮮魚・野菜・果物のフレッシュバザー、青果の模擬せり、横浜牛の試食・販売などを行う。
イベント広場では、幸ケ谷小学校鼓笛隊のパレードをはじめ、NPO法人「横浜都筑太鼓」の和太鼓演奏、ティップネス・キッズによる「こどもチアダンス」、横浜大道芸倶楽部の大道芸パフォーマンス、ギターの弾き語りを実施。
本場「市場まつり」実行委員会の市川悦雄さんは「本場及び南部市場では、プロ・アマの演奏やちびっこ絵画制作など、それぞれ工夫を凝らしたイベントを用意。ご家族そろって、秋の味覚やお買い物をゆっくりお楽しみ頂けたら」と話している。
開催時間は9時~14時。入場無料。雨天決行。中央卸売市場南部市場(金沢区)では「南部市場まつり2012」(8時~13時)が同時開催される。
横浜市中央卸売市場は、1931年に全国で3番目、東日本では最初の中央卸売市場として現在の神奈川区山内町に開設。青果や水産物、鶏卵などを取り扱っており、水産物部では、毎月第1・第3土曜に魚食普及への取り組みとして、地域交流事業「ハマの市場を楽しもう!」を実施。「おさかなマイスター」による魚の教室や「お魚さばき方教室」、卸売市場での仕入れ体験、水産物部の見学などを行っている。