関内・弁天通りで11月3日、文化やアート、食をテーマにしたイベント「関内ハイカラ市」が開催される。
関内地区に新たなにぎわいを創出することを目的としたイベントで、同地区の魅力を再発見し、まちの再発展を目指す。主催は「関内まちづくり振興会」。今回が3回目の開催となる。
当日は、近隣の店主や企業経営者、住民をはじめ、同地区にキャンパスを構える東京藝術大学などが参加。文化やアートの魅力を打ち出したさまざまなプログラムを用意する。
会場は弁天通2丁目~4丁目。弁天通2丁目を「古美術・骨董ゾーン」、3丁目「地産・地笑ゾーン」、4丁目「アートゾーン」の3エリアで展開。
古美術・骨董ゾーンは、横浜メディア・ビジネスセンター周辺で、横浜市から「横浜マイスター」の称号を受けた職人らによるNPO法人「横浜マイスター友の会」が「石臼引きコーヒー」の実演販売をするほか、「クリーニング」「ステンドグラス」「銅板アート」の技術の紹介などをおこなうほか、古美術や骨とう品の販売をする。
地産・地笑ゾーンには、関内に店舗がある80*80、Cafe&Kitchen.333、サリーズ・バー、BAR KNIGHT、Vendor×Vendorのほか、鎌倉ハム鎌倉店(鎌倉市)などが出店し、神奈川・横浜の食材や料理、特産品を提供する。
アートゾーンでは、東京藝大の学生がアート作品を展示・販売するほか、弁天通の「御料理 梅田」がおでんやワインを販売する。
関内まちづくり振興会の枝広昌己事務局長は「イベント当日は馬車道まつりも開催されていて、エリア全体が大勢の来街者でにぎわいます。歴史を感じさせる骨董品の販売や、横浜の匠(たくみ)の技の披露のほか、藝大の若い学生達のアート作品の展示販売も魅力。ハイカラ市は地域住民と商店主たちがつながることができるいい機会。幕末・明治にかけて大変にぎわった日本の経済・金融・文化の発祥の地『弁天通』で歴史を感じつつアートと食を堪能して欲しい」と話す。
開催時間は11時~16時30分。荒天中止。