地ビールメーカー「サンクトガーレン」(神奈川県厚木市、TEL 046-224-2317)は、ボジョレ・ヌーボー解禁日に合わせ、麦のワインともいわれる長期熟成型ビール2種類を限定発売する。
サンクトガーレンでは2006年より大麦麦芽を主原料としたバーレイワインを販売しているが、発売7年目を迎える今年は、小麦麦芽を主原料にしたウィートワインも新たに発売する。商品は、バーレイワイン「エル ディアブロ 2012(悪魔)」とウィートワイン「ウン アンヘル 2012(天使)」の2種類。
同社の麦のワインは、通常ビールの2.5倍の麦芽と、ウィートワインで2.7倍、バーレイワインで6倍以上のホップを使用しており、濃厚で蜜のようにとろりとした口当たりが特徴。アルコール度数はいずれも約10%で、通常ビールの約2倍。
内容量は300ミリリットル、価格はいずれも1,050円。各6,000本限定。販売は高島屋横浜店、そごう横浜店、サンクトガーレンオンラインショップなど。11日までに予約するとボジョレ・ヌーボー解禁日に届けられる。
ビアバー「Beer Republic(ビアリパブリック)」(横浜市神奈川区金港町6)では、ボジョレ・ヌーボー解禁に合わせて、11月15日午前0時より「エル ディアブロ2012」解禁パーティーを開催する。予約制で、参加費は500円(当日営業は5時迄を予定)。
サンクトガーレンの中川美希さんは「麦のワインは19世紀のイギリスを発祥とするビールの1種。購入後に熟成させ、前年のものと飲み比べを楽しむ方や、結婚や出産の年の記念に購入して節目の年に楽しむという方も多い。ビール好きの方は、麦のワインが飲めるビアバーの解禁パーティーで、ボトルとはまた一味違う樽生の味わいを楽しんでみては」と話している。