シネマ・ジャック&ベティ(横浜市中区若葉町3)を中心に11月23日から25日まで、音楽映画を紹介する「横濱HAPPY MUS!C映画祭2012」が開催される。
「横濱に楽しい音があふれだす。」をコンセプトとする音楽と映像を楽しむ音楽映画祭。会期中は、音楽をテーマにした映画の上映をはじめ、若手映像監督の発掘を目的とした「映像作品コンペティション」、「ミュージシャン応援プロジェクト」による音楽映像上映、音楽ライブを実施する。横浜市映画祭開催支援認定事業の一環。
上映作品は、人気コミックをテレビドラマ化した「のだめカンタービレ」の映画版「のだめカンタービレ 最終楽章 前編・後編」(2009年、2010年)、坂本龍一さんの音楽と市川準監督の映像が描き出す恋愛映画「トニー滝谷」(2004年)、北海道穂別町の高齢者たちがつくった話題作「田んぼdeミュージカル」(2003年)、第9回釜山国際映画祭で観客賞を受賞したオムニバスコメディ「SURVIVE STYLE 5+」(2004年)など。
最終日の25日には、映像作品コンペティション授賞式、作品「もはや ないもの」を手掛けた三宅伸行監督のトークショーのほか、若手ミュージシャンの公募・オーディション「ミュージシャン応援プロジェクト」で選定されたスリーピースバンド「Ames Room」の楽曲「どうしても涙がこぼれ落ちそうな夜に」をテーマに、映像制作traveloquディレクターの西川貴紘さんが制作した音楽映像の上映を行う。
HAPPY MUS!C実行委員会代表の飯塚冬酒さんは「映像コンペティションには非常に質の高い作品が寄せられた。応募者の中から、将来、映画監督として有名になる方も出てくると思う。また『のだめカンタービレ 最終楽章 前編・後編』の一挙上映は、今までにない斬新(ざんしん)な企画。若手ミュージシャンのPV映像は、横浜を舞台に音楽と映像を融合した素敵な作品に仕上がっている」と話している。
会場はシネマ・ジャック&ベティ、伊勢佐木町「CROSS STREET」。上映スケジュール、チケットの詳細はホームページで。