ハマの海を想う会・ハマ海杯実行委員会は11月23日から25日まで、「第6回ハマ海杯」を開催している。
同大会は「みなが楽しく憩える美しいハマの海を創造していければ」という思いを、多くの市民と共有することを目的に開催するシーバス釣り大会。疑似餌を使って行うフライフィッシング・ルアーフィッシングを通して、横浜の海の豊かさを実感し、自然と人間の共生を考える。
競技エリアは陸での釣りの場合、多摩川河口の川崎側から観音崎灯台(横須賀市鴨居4)までの沿岸部。ボートでの釣りの場合、多摩川河口の北側(羽田空港最南端)から風の塔~中ノ瀬No7灯浮標~中ノ瀬No1灯浮標まで。ルアー及びフライで釣ったシーバスの1匹の叉長(魚の頭の先端から尾びれの中心のくびれた部分までの長さ)を競う。
事前申込制で、参加者はボートレンタル・販売会社「東神奈川D-marina」(横浜市神奈川区東神奈川2)で参加証を受け取り、競技エリア内の希望の場所で釣りを行う。釣り上げたシーバスは1匹ごとにその場で計測し、サイズが明確に確認できる状態で参加証とともにデジタルカメラで撮影。最大長と釣れたポイントを記録し、計測会場の「東神奈川D-marina」に釣果を報告する(25日13時30分締切)。この際、シーバスは海へ返す。
表彰は優勝、準優勝、3位のほか、チーム賞、レディース賞、ジュニア賞が用意されており、協賛企業から提供されたルアーやキャップなどが賞品として授与される。
「ハマの海を想う会」代表の吉野生也さんは「ハマ海杯で、美しい横浜の海への思いを多くの人とわかちあうことができればと思う。また、誰もがいつでも自由気ままに釣りを楽しむためには、参加者ひとりひとりが自己の責任をきっちりと理解し、行動することが必要。『人のせいにしない」』『自覚ある行動がとれる』。そして何より『自然を楽しめる』。そんな『粋にルアーフィッシングを楽しめる釣り人』を育成することもこの大会の重要な開催目的の一つ」と話している。
参加費用1,000円に加え、ルアー1個の提供が必要。ただし、ツイッターで「ハマ海杯」紹介ツイートのリツイート及びフェイスブックでのシェアを携帯の提示などで証明すると、ルアーの提供は免除となる。また、ホームページでの申込時に「ハマ経見ました」と記入すると、ルアーの提供は免除に。
開催時間は11月23日は9時から、25日は13時まで。25日14時~16時は交流会を兼ねた表彰式が中華料理店・吉田飯店(神奈川区神奈川2)で行われる。交流会での飲食は別途。交流会のみの参加も可能。詳細はホームページから。
「ハマの海を想う会」は「みんなが楽しく憩える美しいハマの海」を目指し、環境美化活動や水域調査、シンポジウム、釣りの体験講座などを開催する市民団体。「みなと横浜らしい水辺の魅力づくり」を行う活動団体に対し、横浜市港湾局が認定する「みなとみどりサポーター」認定団体。