崎陽軒(横浜市西区高島2)は12月7日、焼き菓子「ひょうちゃんサブレ」のリニューアル発売を開始した。
ひょうちゃんは、崎陽軒のシウマイ弁当の箱に入っているひょうたん型のしょう油入れのキャラクター。はじめてシウマイが発売された1928年当時は小さなガラスのビン製で、戦後、ひょうたん型の白い磁器になった。ひょうちゃんは、漫画家の横山隆一さんが、しょう油入れに「目鼻をつけてあげよう」とたくさんの表情を描いたのがはじまりで、「ひょうちゃん」の名付け親も横山さん。2003年より横山さんによる3代目のひょうちゃんが利用されている。
「ひょうちゃんサブレ」は、同キャラクターひょうちゃんをかたどった焼き菓子で、生地に金ごまを加え、サックリと香ばしい味わいが特徴。今回のリニューアルに伴い、サブレ生地はそのままに、サブレの形状、個包装フィルム、パッケージを一新した。個包装フィルムは、崎陽軒の販売員「シウマイ娘」の赤い制服を着た「ひょうちゃん」をプリントし、10枚入のパッケージはひょうちゃんを模したデザインへと変更している。
崎陽軒の広報・マーケティング部の西村浩明さんは「かわいい『ひょうちゃんサブレ』のリニューアルは2004年7月の発売以来初めての試み。これからの帰省シーズンにもぴったりな横浜みやげとして活用いただければ」と話している。
価格は3枚入150円、10枚入500円、21枚入1,000円。販売店舗は神奈川・東京を中心とした約140店舗。