シェアオフィス型ビジネスインキュベーション拠点「mass×mass関内フューチャーセンター」(横浜市中区北仲通3)で12月16日、ベンチャー企業、伝統産業従事者、ベンチャー企業関係者、金融機関・投資家、官公庁関係者、学生を対象にした「第1回サムライベンチャーサミットin横浜」が開催される。
同イベントは、神奈川県内で起業を目指す人を支援する狙いで、大規模コワーキングスペース「サムライ・スタートアップ・アイランド」を運営しているサムライインキュベート(東京都品川区)とガンバ!(中区北仲通3)の共催。「できるできないでなく、やるかやらないかで世界を変える」人を「サムライ」と見立て、彼らの起業に懸ける思いの具現化を支援する。
各自が事業アイディアを約3分間でプレゼンテーションする「サムライシャウト」の時間を設けるのが特長。起業したばかりの人に大きな声で発表して叫んでもらうことで、起業に大切とされる勢いを維持する。優秀発表者には「サムライインキュベート賞」としてサムライインキュベート代表取締役の榊原健太郎さんから最大500万円規模の出資オファーが提示される可能性がある。そのほか、トマーツベンチャーサポート賞として、シンガポール往復航空券と現地ベンチャーキャピタル人脈紹介ツアー、mass mass関内3カ月無料入居などの景品を用意。来場者の中から抽選で1人に、英会話学校ファイアリーの提供による一週間のフィリピン海外語学留学が当たる。
榊原さんによる基調講演「サムライ式ビジネスモデル発想法と成功する起業家に必要な心得」の後、「神奈川のベンチャーがアツい!」をテーマにパネリスト達によるディスカッションが行われる。パネリストは、木下慶彦さん(Skyland Ventures代表パートナー)、船木信宏さん(SF ESL Co-Founder)、林直人さん(速解先生代表取締役)、山口豪志さん(ランサーズビジネス開発部部長)、榊原さん。モデレーターを斎藤祐馬さん(有限責任監査法人トーマツ)が務める。
共催するガンバ!の森田さんも11月にサムライインキュベートの出資を受けて、日報共有社内SNSの新事業で起業したばかり。「仕事の仕方、人間の生き方はたくさんあり、ひとつの仕事の仕方にとらわれなくてもいいと思っている。ぜひこの半日のプログラムで、パネリストの方やシャウトを聞いて、何かを掴んでもらい、勇気を持って飛び出して頂きたい」と話す。
会場は「mass×mass関内フューチャーセンター」1階セミナールーム。開催時間は14時~18時。チケットはサムライシャウト付先着20社2,000円、通常2,000円、学生割引1,000円。申し込みは専用サイトから。