大岡川周辺で12月15日と16日、冬のライトアップイベント「大岡川アートプロジェクト 光のぷろむなぁど」が開催される。
「光のぷろむなぁど」は、地域をアートで元気にする「横浜アートサイト」事業の一環として、大岡川周辺の地域住民とアーティストが共同で企画制作するアートイベント。大岡川沿いの遊歩道と、蒔田公園 「ふれあいアクアパーク」(横浜市南区宿町1)を中心に光のアートを展開し、人々の交わりの場を創出する。今年で5回目の開催。
ふれあいアクアパークのキャンドルナイトでは、ペットボトルツリーを中心にキャンドルを並べ、来場者とともにろうそくの火をともす。15日は子ども会などが「むかしばなし」をテーマにしたオリジナルキャンドルを飾り、16日にはキャンドルで大きなバラを描き、光の中を歩く「光の迷路」を制作する。
そのほか、近隣中学校吹奏楽部などが「水辺の光コンサート」を開催し、「ホッとHOTカフェ」屋台で温かいフードやドリンクを提供する。
期間中は、アーティストの中村敬さんによる伊沢和紙を使った行燈(あんどん)を大岡川プロムナードに並べて「光の回廊」をつくり、ふれあいアクアパーク周辺の首都高速道路の橋脚(きょうきゃく)で映像ライトアップを実施する。
大岡川アートプロジェクト実行委員会の杉山孝一委員長は「今年はカヌー団体が大岡川で光のパフォーマンス『光のカヌー』を披露する。ふれあいアクアパークを活用することで、今後この『光のぷろむなぁど地域』が大岡川を中心により流域とのつながりを深め、川を通じてさまざまな文化交流が生まれれば」と話している。
会場は南区の大岡川周辺、蒔田公園「ふれあいアクアパーク」ほか。大岡川ライトアップ=17時~21時(16日は20時まで)、水辺の光コンサート/光のカヌー=16時~18時50分、ホッとHotカフェ=16時~19時、キャンドルナイト=16時~20時。詳細はホームーページで。