JR桜木町駅前の大型複合施設「TOCみなとみらい」6階の大型シネコン「横浜ブルク13」(横浜市中区桜木町1)で、1月12日からゲキ×シネ「髑髏城の七人(どくろじょうのしちにん)」が公開される。
ゲキ×シネとは、10台以上のカメラを使い、舞台上で繰り広げられる俳優の汗や涙、感情の機微まで体感できるように計算された緻密な映像表現を映画化したもの。1980年に旗揚げした「劇団☆新感線」のエンターテインメントが、映画界に「ゲキ×シネ」として2004年に誕生した。
作品「髑髏城の七人」は、歌舞伎のおもしろさを採り入れた「ゲキ×シネ」シリーズの第10作目。戦国の乱世で迷い、傷つきながらも信じるもののために戦い続ける姿を、アクションシーンを交えながら壮大に描いている。いのうえひでのりさん演出、中島かずきさん作。出演は小栗旬さん、森山未來さん、早乙女太一さんほか。上映時間は約3時間。
館内のラウンジ「サルーンひめる」では、ドクロカフェと題して、捨之介「ゆず茶」、無界里「花茶」、関東髑髏党「黒豆茶」、関八州荒武者隊「ほうじ茶」のオリジナルドリンク4種類(各400円、せんべいとオリジナルコースター付き)を2月1日まで提供している。
横浜ブルク13の米谷雅之さんは「舞台俳優の細やかな目線や仕草、汗や涙のクローズアップは舞台では味わえないゲキ×シネならではの魅力のひとつ。舞台上のあらゆる瞬間を18台のカメラでおさえ、そのベストショットを映画化した。役者が汗だくでぶつかる究極のエンターテインメントを体感いただければ」と話している。
チケットは前売2,000円、当日(一般2,200円、学生・小人1,000円)。上映スケジュールなど詳細はホームページで。