パシフィコ横浜で「テクニカルショウ ヨコハマ」―過去最多498団体が出展

昨年の「テクニカルショウ ヨコハマ」の様子

昨年の「テクニカルショウ ヨコハマ」の様子

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 パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)で2月6日から、神奈川県下最大の工業技術見本市「テクニカルショウ ヨコハマ2013」が開催される。

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 同見本市は、最先端の工業技術・製品を一堂に集め、各業界の枠を超えた情報の発信や交流を通して、技術・製品の販路拡大、ビジネスチャンスの創出、地域産業の振興を図ることが狙い。3日間で約3万人の動員を見込む。

 34回目の開催となる今年は過去最多498の企業・団体が出展し、「未来につながる新たな技術」をテーマに、「ビジネスソリューション」「生産(加工技術)」「生産(機器・装置・製品)」「環境・エネルギー/福祉」「産学公・企業間ネットワーク」の5つの分野を設け、独創性、先進性に富んだ最新の技術・製品や研究成果を展示・実演する。

 横浜市は、テクニカルショウ内最大規模の集合展示ブース「横浜市ブース」を出展。中小企業新技術・新製品開発促進事業(SBIR)など、横浜市が提供するさまざまな支援事業を活用し、積極的に研究開発に取り組む企業・グループの最新のR&Dの成果を展示する。また、神奈川県は、神奈川工業技術大賞受賞企業、かながわスタンダード認定企業を紹介する。

 6日には明星大学経済学部教授・一橋大学名誉教授の関満博さんが「中小製造業の活性化~混沌とする時代を乗り切るために~」をテーマに記念講演会を実施。ほかにも、専門家による講演会・セミナーや産学連携ワークショップ、出展者によるPRセミナーなど、多彩なイベントが企画されている。

 同時開催イベントとして、企業間取引の広域展開の促進や新たなビジネスチャンスの創出を目的とする「受・発注商談会」(6日)、ビジネスプラン・アイデアの発表の場でありビジネスパートナー・スポンサーとの出会いの場でもある「かながわビジネスオーディション2013」(7日)や、全国の町工場が自作のコマをつくり対決させる喧嘩コマの日本一を競う「全日本製造業コマ大戦」も(7日)。

 テクニカルショウヨコハマ2013事務局担当者は「今年は過去最多の出展者数。特に生産分野『加工技術』と『機器・装置・製品』は、183団体、164団体と昨年より出展者数が94団体増えている。新技術・新製品発見の場、新規取引先開拓の場、さらには、技術交流や情報収集・交換の場としてご活用いただければ」と話す。

 会場はパシフィコ横浜 展示ホールC・D。開催時間は10時~17時。入場無料(登録制)。2月8日まで。

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