赤レンガ倉庫1号館(横浜市中区新港1)で2月3日から、国内最大級のコンテンポラリー・ダンスフェスティバル「横浜ダンスコレクションEX 2013」が開催されている。
横浜ダンスコレクションは、1996年に「若手振付家の育成」と「コンテンポラリーダンスの普及」を目指してスタートしたダンスの祭典。2005年にアジアの振付家を世界に発信するための「ダンスマーケットの構築」に重点を移し、横浜ダンスコレクションRとしてリニューアル。2011年から世界のダンスシーン発展への貢献を目的に「横浜ダンスコレクションEX」として再出発している。
今年はメーンプログラム「コンペティション? 作品部門」に12組(日本・韓国・台湾)、「コンペティション? 新人振付家部門」には15組が参加。2月11日は表彰式のほか、2012年コンペティションII最優秀新人賞受賞振付家・高橋和誠さんの新作上演も行われる。
象の鼻テラス(中区海岸通1)では日韓ダンス交流プロジェクトとして、鈴木優理子さん(日本)とファン・スヒョンさん(韓国)がレジデンス(ソウル・横浜)を通して共同制作したダンス作品「DANCE CONNECTION」(2月15日・16日)を発表。2月13日の受賞者公演では、振付家KENTARO!!さんのソロ作品とダンスカンパニー「東京ELCTOROCK STAIRS」の上演を行う。
赤レンガ倉庫1号館2階スペースでは、ライブパフォーマンスを中心に映像や展示からコンテンポラリーダンスを楽しむ「コンテンポラリーダンス・ショーケース」を実施する。
横浜赤レンガ倉庫1号館の中冨勝裕さんは「横浜ダンスコレクションEXは、世界のダンス関係者が集い、意義のある時間を共有できる機会をつくっている。今回も国内外の舞台芸術関係者の集うTPAM in Yokohamaと連携開催し、横浜におけるパフォーミングアーツの普及、発展に寄与していく」としている。
チケットはプログラムによる。詳細はホームページから。2月17日まで。