JR石川町駅から西に伸びる「ひらがな商店街」にあるアートスペース「と」(横浜市中区石川町3)で2月9日から、創作集団「Pips(ぴぷす)」による作品展「いろどうき」が開催されている。
「Pips」は、神奈川県内在住の女性6人で活動するクリエーター集団。メンバーは、宮崎美絵さん(シュガークラフト)、千葉和恵さん(チョークアート)、スヤマカズミん(イラストレーション)、千葉英里さん(写真)、福島梨世さん(デジタルイラストレーション)、アクツリエさん(造形、絵画、写真)。
2回目となる今回の展示では「異路同帰」という四字熟語をひらがな商店街にちなんで「いろどうき」とし、「色」「道」「喜」「動機」などそれぞれが自由に解釈してテーマ設定した作品を合わせて約30点展示するほか、作品やポストカードの販売も行う。
また、2月13日には、宮崎さんによるバレンタイン・アイシングクッキーレッスンを開催。参加費は2,000円(チャイ付き)。先着10人(予約可)。13時~17時。
宮崎さんは「グループ展なので、一度にさまざまな手法の作品を見ることができる楽しい作品展となっている。六人六様だが、各々『赤』を使用した作品を共通して制作している。ぜひ多くの方に見に来てほしい」と話す。
「と」は2012年春に、かつて駄菓子屋だった古い店舗をリニューアルし、絵本カフェとしてオープン。地域に根ざしたアートリノベーションによる空間制作などの事業を展開しているアートユニット「nitehi works(似て非works)」(中区若葉町3)代表で美術作家の稲吉稔さんと、横浜で活動をしている画家の吉本伊織さんがリノベーションを手がけ、ギャラリー展示のほか、フラダンスやパン作りなどの体験教室なども行っている。
営業時間は12時~18時。2月16日まで。