NPO法人「横浜コミュニティデザイン・ラボ」(横浜市中区相生町3)は3月9日、トークセッション「デザインの時代~石井力重と一緒にアイデア創出のプロセスデザインを考える~」を開催する。
2月にジャーナリストの津田大介さんを招いて初開催したトークイベントシリーズ「デザインの時代」の第2回目として、アイデア創出支援の専門家で「アイデア・スイッチ~次々と発想を生み出す装置」(日本実業出版社刊)の著作もある石井力重さんを招き、創造的な発想のプロセスについて学ぶ。
石井さんは、課題や問題を解決する糸口である「アイデア」に注目し、さまざまな手法を用いて、多様な人から創造的な考えを引き出し、共有していくプロセスをデザインしてきた。わかりやすいメソッドとすぐに実践可能なワーク、明快でエネルギッシュな講義は、上場企業から非営利団体まで、さまざまな課題を抱えた組織の「ブレイクスルーを支える」と支持されている。
同イベントはトーク&ワークショップの2部構成。前半のトークでは、NPO、企業、学校を問わず「組織」や「集団」のコラボレーションのパワーを引き出そうとする際に大切なこと、創造性をストップさせる要因について、石井さんが語る。さらに、後半のワークショップ「明日からできる 実践!アイデアワーク」では、短い時間で活発に話し合いを重ね、アイデアをシェアしていく手法について実践的に学ぶ。
当日、石井さんと対談する同法人理事の宮島真希子さんは「『アイデア創出』のプロセスを改めて考えるこのイベントは、まちづくりや、ものづくり、新製品・サービスを開発している方はもちろん、自分の進路選択などに迷っている方にもオススメ」と話す。
同イベントは、シェアオフィス「さくらWORKS<関内>」を運営するNPO法人「横浜コミュニティデザイン・ラボ」が主催。既存の139平方メートルの既存のシェアオフィススペースに加え、211平方メートルの新スペースをアートリノベーションにより拡張したことを記念して、さまざまな分野のデザインの専門化を招いたトークイベントシリーズ「デザインの時代」を開催している。
対談後の交流タイムでは横浜・神奈川の地産地消の食材を活用した料理とドリンクを楽しみながら、参加者と対話し、つながることができる。開催時間は14時~17時。参加費は5,000円(懇親会飲食代込み)。申込はPeaTixのイベントページより。