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横浜シティガイド協会が「スポーツ発祥」ゆかりの地を巡るウオーキング

横浜シティガイド協会によるガイドツアーの様子

横浜シティガイド協会によるガイドツアーの様子

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 横浜市を中心とした地域のガイド事業に取り組むNPO法人「横浜シティガイド協会」(横浜市中区山下町15)は、3月15日・20日・22日・27日の4日間、ガイドつきウォーキングツアー「横浜スポーツ発祥の地を探してウオーキング」を開催する。

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 スポーツにちなんだガイド企画で、同協会のガイドとともに市内に残るスポーツ発祥の地を巡る。

 内容は、横浜開港資料館~大和町商店街~YC&AC(横浜カントリー&アスレティッククラブ)~根岸森林公園で射撃や氷りすべり、洋式競馬の史跡を探索する「丘と谷戸の長距離コース」(3月15日・22日)、横浜開港資料館~横浜公園~中華街~新山下~山下公園でヨットとボート、海水浴の史跡をまわる「潮風の中距離コース」(3月20日・27日)の2コース。

 横浜開港資料館(中区日本大通3)では、幕末から大正期にかけてのスポーツの伝来と普及の歴史をたどる企画展示「スポーツがやってきた!~近代横浜スポーツ史~」を4月21日まで開催している。

 所要時間は各コース約2時間30分(雨天実施)。定員は各回先着50人。集合場所は横浜開港資料館。講座開始は9時30分(受付9時15分)。参加費は各コース500円(いずれも保険料を含む)、別途、横浜開港資料館の入館料200円が必要。申し込み・詳細はホームページで。

 横浜シティガイド協会の幸山義紀さんは「横浜開港後、外国人により多くの西洋文明が横浜に入り、その一つとして居留地の外国人たちは、母国で楽しんでいた競馬、テニス、射撃などのスポーツを横浜でも楽しんでいた。今回は、学芸員の説明のもと開港資料館の企画展示をご覧頂き、スポーツ発祥ゆかりの場所を巡る」と話している。

 横浜シティガイド協会は、市内を中心とした地域のまち歩き・ガイドツアーを行う非営利団体で、1992年に生涯学習のグループとして発足。市民の視点から眺めた横浜の変容をとらえ、歴史的な要素や新しい情報を交えながら、年間300回ほどのガイドを実施している。会員は1期生から10期生まで100人以上。小学生から大人まで年間1万人以上を案内している。同協会副会長で、横浜ボランティアガイド協議会会長の嶋田昌子さんは、社会貢献・スポーツ部門(地域活動)で第61回(平成24年度)横浜文化賞を受賞している。

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