横浜市庁舎(横浜市中区港町1)で4月1日、人気アイドルグループ「でんぱ組.inc」がゴールデンウイークのイベント「横浜開港記念みなと祭 ヨコハマ カワイイパーク J-Pop Culture Festival 2013」のPR活動の一環で、林文子横浜市長を表敬訪問した。
「でんぱ組.inc」は、アイドルやアニソン歌手をめざす女の子たちが給仕をするライブ&バー「秋葉原ディアステージ」に所属する6人組のアイドルグループ。秋葉原を拠点に活発なライブ活動を行っており、アイドルファンのほか、サブカルチャーやファッション業界からも注目されている。メンバーはそれぞれが「オタク」的な趣味を持ち、プロフィールには「ヲタクジャンル」が記載されている。
「横浜開港記念みなと祭 ヨコハマ カワイイパーク」は、5月2日から5日の4日間、アイドル、特撮、コスプレなどの「ポップカルチャー」をテーマに、山下公園で開催される。声優やアーティストによるライブや、コスプレ撮影会、文化放送「アニソンキング」のイベントのほか、会場にはフードコート、コンセプトカフェ、展示・販売ブースなどが設置される。また、5月3日には今年度で61回を迎える横浜の伝統行事「ザよこはまパレード」と連動したプログラム「ヨコハマカワイイパレード」も行われる。
参加するグループは、でんぱ組.incのほか、横浜のご当地アイドル「ナチュラルポイント」、ONIGIRI-PROJECT、川崎純情小町、Candy Kiss、Honey2、風男塾、PopLip、ミラクルマーチ、ももくり3年3組、横浜見聞伝スター☆ジャンなど。
表敬訪問では、林市長がメンバーに、それぞれのこだわりについて話を聞き、会場はなごやかな空気に包まれた。3月9日に横浜赤レンガ倉庫で生誕祭を行った最上もがさんは「『でんぱ組.inc』の曲は、ジャンルや年齢を超えて楽しめる。お客さんと一緒に楽しみながら、横浜を盛り上げていきたい」と話した。
林市長は「横浜がまだ村だった頃にも、進取の気風を持つ、好奇心豊かな人々がいた。『でんぱ組.inc』の皆さんのパワーはその頃の横浜の人々に通じるものがある。ぜひ自由なパワーで横浜を盛り上げてほしい」と語った。
「横浜開港記念みなと祭 ヨコハマ カワイイパーク」は、横浜市、NPO法人「よこはまみらいプロジェクト」、日刊スポーツ新聞社などによるJ-Pop Culture Festival in YOKOHAMA実行委員会が主催。