横浜市内で5月3日、国際仮装行列「第61回 ザよこはまパレード」が開催される。

崎陽軒が限定販売している特別掛け紙「シウマイ弁当」

　国際仮装行列は1953年より行われている横浜の初夏を彩る風物詩。横浜開港記念みなと祭のオープニングを飾る名物パレードとして、県・市民をはじめ全国の人々に知られている。今年の横浜開港祭は6月8日と9日。

　パレードは「キッズパレード」（小学生を中心とした団体）と「スーパーパレード」（従来の行列）に加え、東北復興支援スペシャルパレードとして、釜石・大槌に伝わる伝統芸能「釜石虎舞」や、さんさ踊り発祥の地・盛岡市名須川町三石神社に由来する「三本柳さんさ踊り」も登場。今年は開港～大正、昭和、平成～未来の3つのフェーズで、各時代を象徴するファッションや音楽を取り入れたパレードを展開する。

　出場フロートは、子供たちの未来 野球の未来（横浜DeNAベイスターズ）、横浜とベルギーとの絆（ベルギービールウィークエンド）、アーミーバンド マーチ（在日米陸軍軍楽隊）、誠道（横浜青年会議所）、ヨコハマに想いを馳せて（神奈川大学吹奏楽部）、海賊船長が手下をひきつれてやってきた（横浜ビー・コルセアーズ）など。今回は新プログラムとして「ヨコハマ カワイイ パレード」を開催し、アイドルグループ「でんぱ組.inc」や各地のご当地アイドルなど約250人が日本のポップカルチャーをテーマに練り歩く。

　当日は、オープニングセレモニーの後、キッズパレードは10時45分、スーパーパレードは11時15分に、それぞれ山下公園前を出発。ともにシルクセンター前、赤レンガ倉庫を経由し、キッズパレードは万国橋交差点まで全長1.4キロメートル、スーパーパレードは伊勢佐木町6丁目まで全長3.4キロメートルを行進する。

　崎陽軒の西村浩明さんは「今年も『ザよこはまパレード』にちなんだ特別掛け紙の『シウマイ弁当』を4月28日から5月3日まで限定発売している。ぜひパレードといっしょにお楽しみ頂ければ」と話している。

　荒天の場合は5月4日に順延。パレードに伴う交通規制は10時～15時30分を予定。