NPO法人黄金町エリアマネジメントセンター(横浜市中区日ノ出町2)は、アートに興味のある人なら誰でも受講できる「黄金町芸術学校2013」を開講する。
同芸術学校は、現役のアーティストやクリエーターと直接の意見交換や、実践を行ないながら、さまざまな地域・年齢・分野の人たちが、アートを通して個性を伸ばすことを目的に、2012年5月に開校した。
講座は、アーティストが講師を務め、初心者でも受講できる「実技講座」、アート・建築・まちづくりの分野のプロフェッショナルになるための知識を深めることができる「専門講座」、親子でも参加できる「ワークショップ」の3種類。講座ごとに、複数のコースが用意されている。
実技講座は、水彩画コース「植物画を描く」、木工コース「生活の道具を木でつくる」、陶芸コース「手びねりで作陶」、小説コース「エッセイで黄金町を語る ―ワークショップ」、写真コース「黄金町写真教室」、服飾コース「MY BODY MY BASIC」の6コース。
専門講座は、毎回異なるテーマで学ぶ「アートマネジメントコース」(前期・後期)、まちづくりコース「まちづくりは森羅万象」、建築コース「アートのための活動場所」の4コース。ワークショップは、こどもアートコース「親子で楽しむ工作ワークショップ」、夏休みこども木工ワークショップ「自分でつくろう!木でつくろう!」の2コース。
受けたい講義だけを単発で受講できるほか、前期または後期のどちらかだけ、通年でのコース受講など自分のスタイルに合った受講方法を選ぶこともできる。
黄金町エリアマネジメントセンターの佐脇三乃里さんは「ただ学ぶだけではなく、実践を伴う場も提供するのが専門講座の特徴。実技講座は、1回からでも気軽に参加できる。実施時間が平日の日中・夕方なので、地元地域のみなさんにぜひ参加してもらいたいと思う。芸術学校を通して、この黄金町エリアに人々が滞留してくれることを目指している。講座を担当するアーティストの方々との交流も楽しんでもらいたい」と話す。
受講料・日程などの詳細は、黄金町エリアマネジメントセンターのウェブサイトで。