横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)に5月10日、バミューダ船籍の大型客船「Diamond Princess(ダイヤモンド・プリンセス)」が初入港した。
ダイヤモンド・プリンセスは、三菱重工で建造された大型客船で2004年3月に就航。全周型プロムナードデッキをもち、船内にはショーラウンジ、カジノ、ディスコ、複数のメイン・ダイニング、24時間オープンのレストラン、ウエディング・チャペルなどを備える。バーはスポーツ・バー、アイスクリーム・バー、ワイン・バー、キャビア・バーなど。
総トン数は116,000トン、全長290メートル、全幅37.50メートル、乗客定員は2,670人。運航会社はプリンセス・クルーズ。同客船は「東アジアと北太平洋横断」クルーズの一環で、10日7時に大阪から横浜港に着岸し、同18時にウィティア(アラスカ)に向けて出航する。出港時の17時30分からは、大さん橋屋上で横浜を拠点に活動するドラムパフォーマンス集団「鼓和-core-」による見送りの演奏が行われる。
プリンセス・クルーズジャパンオフィスの担当者は「外国客船による日本発着クルーズとして話題のサン・プリンセスの入港に続き、今回は10万トンクラスの大型客船『ダイヤモンド・プリンセス』の初入港。赤レンガ倉庫側に停泊する予定ですので、撮影も兼ねて多くの方にお出迎え、お見送りいただければ」と話している。