認定NPO法人「国連WFP協会」は5月19日、みなとみらい21地区でチャリティー・ウォーキングイベント「WFP ウォーク・ザ・ワールド for アフリカ 」を開催する。
ウォーク・ザ・ワールドは、子どもたちを苦しめている飢餓をなくすために、2004年より世界各国で開催されているウォーキングイベント。今年は横浜で6月1日から3日に開催される「第5回アフリカ開発会議(TICAD V)」に先駆け、アフリカの子どもたちを応援するために開催する。
飢餓問題への認識を高めるとともに、参加費の一部の募金を目的としており、昨年の開催時には2,786人が参加し、集まった計2,831,989円の募金がWFP国連世界食糧計画の「学校給食プログラム」へ寄付された。今年は参加費の一部をアフリカにおける国連WFPの「学校給食プログラム」に充てる。
当日は、メーン会場の臨港パークで開会式を行い、「美しい日本の歩きたくなるみち 500選」公式ルートの横浜ベイエリアコースを歩く。コースは5キロコース、10キロコースの2種類。ケニア出身で男子マラソンのオリンピックメダリストのエリック ワイナイナさんも参加者と共に歩く。
国連WFP協会の担当者は「昨年はおかげさまで9万4千人の子どもたちに栄養たっぷりの給食を届けることができた。今年も子どもたちの栄養と希望を支えるウォーキングにぜひご協力頂ければ」と話している。
スタート会場は臨港パークで、10キロコースは10時、5キロコースは10時30分にスタート。定員は各コース2,000人(計4,000人)。参加費は一般=当日2,000円(うち1,000円を募金)、小学生=当日800円(うち200円を募金)。未就学児は無料(募金・保険・参加記念品はなし)。
横浜タカシマヤ(西区南幸1)では、写真展示「国連WFPとアフリカ『食糧で守る未来』~竹下景子親善大使が見たセネガルの生きる源~」(6月4日まで)と、国連WFPの学校給食支援のための「チャリティーオークション」(5月28日まで)を開催している。