日本郵船の湾岸倉庫を利用したアート拠点「BankART Studio NYK」(横浜市中区海岸通3)で6月2日、アフリカの食や音楽を楽しむ「アフリカ祭」が開催される。主催は旅のレストラン。
旅のレストランは、「旅」をコンセプトにした3つのレストランによる、旅好きのためのイベント企画プロジェクト。2012年夏に、BAR de 南極料理人「Mirai(みらい)」(中区吉田町)、焼酎&日本酒BAR「ROCKWELLS(ロックウェルズ)」横浜中華街店(中区山下町)、エスニックダイニング「MOROCCA(モロッカ)」(中区相生町)が立ち上げた。
当日は、ROCKWELLSとMOROCCAによるクスクスやBBQ料理などのフード・ドリンクと、アフリカの布と日本の布や和紙を使った衣類・雑貨を販売。「キス」と呼ばれるペインティングナイフでマサイ族を描いたタンザニアの「キスマサイ」の作品も展示・販売する。
ライブ出演は、アコースティックギター・パーカッションユニット「ucoca & omigoto」、パーカッション・ダンスチーム「Jungle Barrel」、エジプトのダンスチーム「CRAZY NIGHT」。
入場チケットは前売り=2,000円、当日=2,500円(1,000円分のフード・ドリンクチケット付)。前売りチケットは旅のレストラン3店舗のほか、都内の飲食店やホテル4カ所で購入できる。開催時間は11時30分~21時。
また、5月27日から6月1日まで、BankART Studio NYKの河岸に設置されている「ホワイトリムジン屋台」を利用した屋外バー「アフリカンテラス」もオープン。ラム肉のクニン鉄板焼き、鶏肉をトマトソースとピーナッツバターで煮込んだコンゴの家庭料理「ソソ・アラ・マンベ」などのアフリカ料理や、赤・白ワイン「アフリカンゴールド」、モロッコビール「カサブランカ」などのドリンクを提供している。料金はすべて500円。営業時間は16時~22時。入場無料。
ROCKWELLS横浜中華街店店長の玉置裕也さんは「アフリカで活動する日本人だからこそ伝えられるアフリカの魅力を、食べ物や音楽・アートを通じて感じてほしい」と話している。