みなとみらい地区・臨港パーク(横浜市西区みなとみらい1)などで6月8日と9日、横浜の初夏を彩る「第32回 横浜開港祭」が開催される。
「ビームスペクタクルinハーバー」では約3000発の花火を打ち上げる
横浜開港祭は、約70万人を動員する市民参加型の祭典。1859年の横浜開港を祝うとともに、先人たちの歴史と伝統を称え、港に感謝することを目的とし「Thanks to the Port 開港を祝い、港に感謝しよう」をテーマにマリン、ランド、ステージの3エリアでさまざまな催しが行われる。
マリンイベントでは、水上パフォーマンスが行われる「官公庁艇パレード」、復興支援イベント「三陸沖に瀬谷丸を!」、シーカヤック体験、自衛隊護衛艦「やまぎり」一般公開などを実施。9日のレーザーと音楽・水と花火のショー「ビームスペクタクル in ハーバー」では、約3,000発の花火を打ち上げる。打ち上げ場所は臨港パーク前海上。開催時間は、20時20分から20時50分の予定。
ランドイベントでは、国際色豊かな横浜らしく世界各国のグルメを味わうことのできる「ワールドグルメカーニバル」には30店舗が出店。開港当時の横浜の街並みを再現する「開港発祥ストリート」や、「海、港、開港の歴史、横浜」のテーマに合わせて募集し、選ばれたメニューを紹介する「YOKOHAMA スウィーツパラダイス」のほか、レンタルカート体験走行、釣り教室、緊急車両展示、開港祭検定親子スタンプラリーなどが行われる。
ステージイベントでは「横浜ゆるキャラ集合」、「横浜クイズ選手権」、よさこいチーム6チーム、元プロスポーツチームを応援するチアリーディングのパフォーマンスのほか、横浜市出身でR&BアーティストのMay J.さんらによる「開港祭ライブ」、横浜市民約1000人が参加して横浜市歌などを合唱する「ドリームオブハーモニー」など多様なイベントが開催される。
また、横浜開港祭と連動し、日本丸メモリアルパークでは、横浜青年会議所が、横浜市内18区の魅力ある商品などを紹介する「横浜たから市」を開催。横浜みなとみらいホール 大ホールでは「日本吹奏楽発祥の地-横浜」を記念して「横浜開港祭 チャリティー吹奏楽コンサート ザ ブラス クルーズ2013」が開催され、警視庁音楽隊、高等学校吹奏楽部の演奏や、ヨコハマ ベイ フィルハーモニー(公募管弦楽団)とヨコハマ ベイ コール(公募合唱団)によるベートーヴェン交響曲第九番の合唱などが行われる。
第32回横浜開港祭親善大使の若尾果鈴さんは「開港都市横浜ならではのイベントで、横浜の歴史、現代、未来を肌で感じることができる。私のおすすめは今年で4回目となる『YOKOHAMA スウィーツパラダイス』。12の店舗などが出店し、8日に先着1000人に試食していただき投票を受け付け、9日に審査員により優勝を決定します。横浜開港祭を通じて、もっと横浜のことを知ってもらい、好きになってもらえれば」と話している。
会場は臨港パーク及びみなとみらい21地区、山下地区、新港地区ほか。