NPO法人「ETIC.(エティック)」横浜ブランチ(横浜市西区新港2)は6月6日、横浜で活動する社会起業家のプレゼンテーション会「YOKOHAMA SOUP(ヨコハマ・スープ)vol.10」を開催する。
「YOKOHAMA SOUP」は、社会貢献型ビジネスの実践者の話を聞き、意見交換や交流の場を提供する目的で、2009年11月から実施されてきた。今回は、経済・社会の活性化に不可欠な「女性の継続的雇用」を支える事業に取り組むNPO法人「Arrow Arrow」(東京都国分寺市)代表理事の堀江由香里さんと、フェアトレード(適正な貿易)によるコーヒー豆を使い、福祉作業所の障がい者と共にコーヒーを焙煎(ばいせん)、加工して卸販売をしている「GLUP」(保土ヶ谷区権太坂1)代表取締役・関辰規さんを招き実施する。
堀江さんは『女性が仕事か結婚の二者択一を迫られる社会』を変えようと、2011年5月にNPO法人を設立。企業を対象とした産休・育休制度活用を促すコンサルティングサービスなどを展開している。
関さんは、外資系企業を退職後、2009年5月に会社を設立。障がい者の働く場づくりと途上国の農業者の環境改善を狙い「フェアトレードコーヒー」による自家焙煎コーヒー豆の販売と焙煎所「fe.a coffee」の運営を手がけている。ナビゲーターは、NPO法人CRファクトリー(東京都渋谷区)代表理事・呉哲煥さんが務める。
主催する「ETIC.」横浜プロジェクトの腰塚さんは「10回目となる今回のテーマは『自分らしく働ける場づくりで社会を変える』。子育てや介護に携わっている方や、障がいを持つ方など、みんなそれぞれの個性や得意なことを生かして輝く環境を作りたいと取り組む2人にプレゼンしていただく。話を聞くことで元気をもらえると思う。ぜひご参加を」と話している。
会場は、シェアオフィス「さくらWORKS<関内>」(中区相生町3)。開催時間は18時30分~20時45分(開場18時)。参加費500円(資料、ドリンク代)。定員は50人。申し込み方法など詳細は「YOKOHAMA SOUP」ホームページで。