NPO法人横浜ガストロノミ協議会(横浜市西区みなとみらい3)は6月6日、横浜港大さん橋国際客船ターミナル(中区海岸通1)で「アペリティフの日2013 in 横濱」を開催する。
「アペリティフ」は、食と人生を楽しむためのフランスでの習慣。食事の前に皆で集まり、食前酒やアミューズブーシュ(おつまみ)を楽しむ時間のこと。同イベントを企画・運営するNPO法人横浜ガストロノミ協議会は、地元を代表する和・洋・中の料理人やソムリエ、パティシエ、バーテンダーらで構成されている。
横浜での開催は10回目。今年は「横濱流アペリティフ」をテーマに、横浜の特産物・特産品を材料としたアミューズブーシュを提供するほか、10周年を祝う横浜をモチーフにした10種類の新作カクテルの発表、ソムリエによる美食ワインセレクト、横浜の特産品の販売を行う。
また、これまでの横浜での開催実績と、横浜市とフランスとの交流活動が評価され、 行政から日本で初めて林文子横浜市長が「アペリティフの日親善大使」に認定される。会場では当日、クリスチャン・マセ駐日フランス大使による林市長の親善大使任命式も行われる。
横浜ガストロノミ協議会理事長の今平茂さんは「10周年の今年は、食材からギフトまで、とことん横浜にこだわった食をご提供する」と話している。
会場は大さん橋ホール。開催時間は18時~20時。定員は1,000人。チケットは事前販売制で、1人4,000円(フードクーポン10枚、ドリンククーポン3枚、有料ドリンク100円引券1枚)。
NPO法人横浜ガストロノミ協議会は、2007年の発足後、横浜の食を通じての発展・向上、次世代の育成・食育に貢献することを目的に、小・中学校での食育や横浜の地産地消を伝える活動。また、アフリカの子どもたちや東日本大震災被災地への食を通じた支援活動などを行っている。昨年は「横浜開港150周年」「横浜・リヨン姉妹都市提携50周年」記念の各種イベントなどにも協力した。
横浜では6月1日、日本で唯一のフランス文化の祭典「横浜フランス月間2013」が開幕。開催期間は6月1日から7月15日。会期中は横浜市内の美術館や劇場、アートスペースや、レストランや企業などが協働しながら、映画や展覧会、音楽やダンス、美食などのさまざまなイベントが開催される。