東急ハンズ(東京都渋谷区)は6月11日、7月15日に一時閉店する東急ハンズ横浜店(横浜市西区南幸2)が、10月下旬に横浜モアーズ(西区南幸1)に移転オープンすることを発表した。
新店舗は、現在「タワーレコード横浜モアーズ店」(7月21日に閉店)などが入居する横浜モアーズの5階~7階にオープンする。店舗面積は現在の地上7階、地下1階の約8,800平方メートルから、およそ半分の約4,300平方メートルに縮小となる。
移転は、1990年9月に開業した現在の店舗が入居するビルの所有者との賃貸契約が終了するためで、移転後に現在の店舗ビルは解体する予定。
同店では、7月15日の一時閉店まで全品10パーセントオフとなる「閉店大セール」を実施中。6月14日からは一部商品を除いて20パーセントオフとなる。
閉店前の7月13日~15日には、同店1Aフロア、B1Bフロアで「ハンドメイド」をテーマにしたアートイベント「ハンドメイド・クリエイティブフェスタ」を開催。横浜のアーティストやクリエーターを支援するアーツコミッション・ヨコハマ、BankART1929、黄金町エリアマネジメントセンターの協力により、クリエーターによる空間アートの展示や、ハンドメイドワークショップなどを行うほか、東京デザイナー学院プロダクトデザイン学科による作品の展示販売会を実施する。
東急ハンズ広報の平岡幸大さんは「売場面積は現状の店舗に比べると縮小となるが、これまでの横浜店をご愛顧いただいた地元のお客様、観光などでご来店いただいたお客様にもよりご愛顧いただけるように、商品にも、そのご提案にも力を入れ、幅広いお客様に愛される店作りを目指していきたい」と話している。