横浜市中区・南区などにある個性的な8つのカフェをめぐるスタンプラリー「横浜ゆるカフェめぐり」が開催されている。昨年に続く2回目で、リピーターや家族そろって楽しむ人たちもおり、参加者から好評を博している。
同イベントは、選りすぐりの日本茶・中国茶などを楽しめる「きぃ房茶」(中区黄金町2)店長・木川良子さんと、たっぷりと旬の野菜を生かしたメニューが人気の「よんふくカフェ」(中区日ノ出町2)店長・熊沢千春さんが「店舗ごとに独得の魅力を持つ、個人経営のカフェの楽しさを知ってほしいと」企画。2012年6月に第1回を開催した。
市内近郊の個人経営のカフェ8店舗をめぐり、配布されるオリジナル台紙にスタンプを集めると、5店舗および8店舗ごとに、各店が用意したオリジナルの特典が受けられる。
特典は、ドリンクサービスや焼き菓子プレゼントのほか、パンダ占い、名言カレンダーなど店舗ごとの個性が現れたものになっている。
参加店舗は、「きぃ房茶」「よんふくカフェ」に加え、玄米ランチが評判の「cafe KuKuRu」(南区井土ケ谷上町22)、パンやジャムが評判の「Cafe Nilson」、店内の雑貨も魅力の「CAFE CHOCOLAT」(南区山王町1)、豆に雑味が残らない焙煎法のコーヒー専門店「CAFE HANZ」(中区根岸町3)、中国関連書籍専門のブックカフェ「Book&CAFE 関帝堂書店」(中区山下町166)、中区伊勢佐木町から上大岡に移転した、民家をカフェに改造した「まったり屋」(港南区大久保1)。
参加店は、熊沢さんと木川さんが実際に足を運び、自分の店舗の顧客に勧めたいと感じる店をセレクト。「ゆったりとくつろげる」点を重視したという。
昨年の参加者からは「初めて行くお店だけでなく、1度訪問し、足が遠のいていたお店の新しい魅力を知るきっかけにもなっている」との声も寄せられている。
熊沢さんは「昨年は、参加した多くの方が、新しいお店を見つけるきっかけとしてイベントを楽しんでくださった。暑い季節はカフェから足が遠のきがちな時期だが、ぜひ、このスタンプラリーを楽しみながらお気に入りのカフェを見つけてほしい」と話している。
開催期間は9月16日まで。