シネマ・ジャック&ベティ(横浜市中区若葉町3)で6月29日、「横浜フランスアニメーション映画祭2013」が開幕する。
同映画祭は、横浜市内で行われているフランス文化の祭典「横浜フランス月間」に合わせ、2008年にスタートした企画。フランスの多彩なアニメーションを紹介し、アニメを通した日仏の文化交流を図る。
期間中は、日本初公開となる1920年代のアルジェを舞台にした「長老(ラビ)の猫」から、クマとネズミの不思議な友情を描いた「アーネストとセレスティーヌ」、横浜の姉妹都市であるフランス・リヨン市の名門アニメスタジオ「Folimage(フォリマージュ)」の短編プログラム、フランスのアニメーション教育機関「Supinfocom(シュッパンフォコム)」の学生プログラム、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の学生作品まで、全5プログラムを上映する。
6月29日には、横浜に拠点を置くアニメーション工房「I.TOON」(中区海岸通4)代表のアニメーションディレクター・伊藤有壱さんをゲストに招いたトークショーのほか、チェコの映画祭「ZLIN FILM FESTIVAL」など数々の映画祭での受賞歴をもつ横浜発の短編アニメーション「ハーバーテイル」の特別上映をおこなう。
アンスティチュ・フランセ横浜の大藤理恵さんは「今年は関連イベントとして、山手のサンモール・インターナショナルスクールで『子どものためのおやつシネマ』も18日に開催された。大人も子どもも楽しめるアニメーション作品にご期待頂ければ」と話している。
チケットは一般1,300円、学生・シニア1,000円、3回券3,000円。7月5日まで。