横浜赤レンガ倉庫1号館(横浜市中区新港1)で7月6日と7日、日仏振付家によるダンス公演「ダンスクロス」が開催される。
ダンスクロスは、コンテンポラリーダンスによる日本とフランスの文化芸術交流プロジェクト「YRBWダンスプロジェクトvol.11」。コンテンポラリーダンスを通して日仏の文化交流を図る。主催・制作は横浜赤レンガ倉庫1号館とアンスティチュ・フランセ横浜(中区尾上町5)。6月に開幕したフランス文化の祭典「横浜フランス月間2013」の参加事業。
出演アーティストは、国内最大級のコンテンポラリー・ダンスフェスティバル「横浜ダンスコレクションEX 2012」で「若手振付家のための在日フランス大使館賞」を受賞し、フランスのアンジェに4カ月間レジデンスした日本人振付家の関かおりさんと横浜出身の岩渕貞太さん。フランスのダンス研究の先駆的存在で、ヨガの呼吸法を作品の基礎とするフランス人振付家のミリアム・グルフィックさん。
上演プログラムは、絶え間ない動きがまるで止まったかのように見える流れの中で、ダンスがゆるやかに濃密に生成される「Breathing Monster」(振付:ミリアム・グルフィック、音楽:カスパー・トプリッツ)。空間と時間、フォルムと関係性についてのち密なめい想を表現した新作初演「Conception」(振付:関かおり、岩渕貞太)。
アンスティチュ・フランセ横浜の大藤理恵さんは「作品『the breathing monster』はミリアム・グルフィックの音楽界の分身ともいえる作曲家、カスパー・トプリッツの楽曲のダンス化ともいえる作品で、音楽と振付を五感で体感できる。今年も日仏のダンスが横浜の舞台でクロスする瞬間をご覧頂ければ」と話している。
会場は横浜赤レンガ倉庫1号館 3階ホール。公演時間は日程による。チケットは、一般前売3,000円、当日3,500円。問い合わせはアンスティチュ・フランセ横浜(TEL 045-201-1514)。