黄金町エリアの大岡川桜桟橋・高架下スタジオ・かいだん広場・日ノ出スタジオなどで7月14日、「ワンデイバザール」が開催される。
「ワンデイバザール」は、NPO法人「黄金町エリアマネジメントセンター」(横浜市中区日ノ出町2)が「アートによるまちづくり」のスローガンの下に進めてきた黄金町エリアにおけるまちの再生プロジェクトの一環で、2009年からアーティストのオープンスタジオという形で始まり、現在は毎月第2日曜日に開催されている。
新たに黄金町エリアの住人となったアーティストやショップ経営者たちと地域との交流を促進し、地域とアートを盛上げ、日常的なにぎわいをつくることを目的としている。
当日は、高架下スタジオSite-D周辺とかいだん広場を会場とし、初音町・黄金町・日ノ出町の商店などによる「初黄日(はつこひ)商店会」から、鶏肉専門精肉店「鳥保」、豆菓子製造小売「谷口商店」などが出店するほか、ハンドメイドの商品を中心にしたフリーマーケット「かいだん広場マーケット+ハンドメイド・フリーマーケット」が行われる。
高架下スタジオSite-C工房では、アーティストの野田智之さんが講師を務め、親子で参加できる工作ワークショップ「手作り紙粘土でオブジェを作ろう!」や、同地区にアトリエを構える建築家の青島琢治さんがガイド役を担い、まちと積極的に関わる建築家の視点から黄金町地区を案内する「まちあるきツアー」などを行う。
また、講師役の高木克之さん(横浜市清掃船『青梅丸』船長)と古川恵太さん(横浜国立大学総合的海洋教育・研究センター客員教授)と共に、大岡川桜桟橋から同地区を流れる大岡川を10人乗りのゴム製カヌー「Eボート」に乗り、川の漂流物から環境について学ぶスクール「集めて学んで大岡川」も開催される。
黄金町エリアマネジメントセンター広報の児玉さんは「Eボートに乗って川の環境を学んだり、子供向けの工作教室やガイドつきのまちあるきツアーなどに参加したりと様々な視点からまちを楽しめるコンテンツを用意している。1日を使って黄金町を堪能できるイベントなので、ぜひ家族で遊びに来て欲しい」と話している。
参加申し込みは前日13日まで。参加費、申込み方法など詳細は黄金町エリアマネジメントセンターのウェブサイトで。