三菱みなとみらい技術館(横浜市西区みなとみらい3)で7月20日から、「夏休みこども科学フェスティバル」が開催される。
同イベントは、子どもたちに科学技術の楽しさ、ものづくりのおもしろさを伝えることを目的とした夏休み恒例企画。スタンプラリーや上映会などを実施し、科学体験しながら、楽しく学ぶことができる。
科学映像作品の上映会では、ロケットや飛行機が飛ぶ仕組みを解説。館内展示を見ながら隠されたキーワードを探してクイズに答える「環境・エネルギーゾーンクイズラリー」や、三菱重工業が開発したコミュニケーションロボット「wakamaru」とのお散歩タイムなども行う。
また、同館では横浜みなと博物館(西区みなとみらい2)との連携キャンペーンとして、海洋ゾーン「みなとみらい海洋研究所」で、日本が誇る有人潜水調査船「しんかい6500」や、深海巡航探査機「うらしま」、地球深部探査船「ちきゅう」の技術を展示。それぞれがもたらした貴重なデータや標本などを紹介する。
ほかにも、8月10日と11日には、独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)後援の航空宇宙イベント「コズミックカレッジ2013」を開催。小学校低学年、高学年それぞれを対象としたプログラムで、ペーパースチロールを材料に、タコや鳥、ホバークラフトなどをつくり体験しながら飛ぶ仕組みを学ぶことができる。事前申込制。
同館広報担当の薄麻美さんは「迫力ある実物展示や体験型展示がもりだくさんで、宇宙や深海、エネルギーなどの最先端の科学技術とものづくりを楽しみながら学ぶことができる。お子さんの自由研究にぴったりなイベントや、ご家族で楽しめるイベントも多数開催をするので、皆さんお誘いあわせの上ご来館いただければ」と話す。
開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。月曜休館(祝日の場合は翌日)。入館料は大人500円、中・高校生300円、小学生200円。9月1日まで。