横浜市リハビリテーション事業団(横浜市港北区)は7月26日と27日、パシフィコ横浜(西区みなとみらい1)で、体験型福祉情報イベント「ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド2013」(愛称:ヨッテク)を開催する。
同展は、見て・触れて・遊んで・考えることができる体験型福祉イベント。「探しに行こう!暮らしに活きるリハビリテーション」をキーワードに、障害を持つ方や、高齢の方だけでなく、多くの市民に役立つリハビリテーション・ノウハウを、最新福祉機器の体験コーナーやデモンストレーションを通して、わかりやすく紹介する。
今年の全体テーマは「移動」。期間中は、国内3大メーカーのトヨタ、日産、ホンダの福祉車両を15台以上そろえる展示・試乗会をはじめ、歩行を助ける腰と足に装着する補助装置、ロボット技術で倒れない歩行補助具などの歩行支援機器、障がい特徴に合わせた住宅改造、各種車椅子、難病支援、介助犬など、生活に密着したさまざまな福祉関連の情報が得られる。
また、さまざまなスポーツで使用される車いすを試すことができる「車いす体験会」、風呂などの介助に使う「リフト体験会」、鉄道好き向けイベント「鉄道ウルトラ大クイズ大会2013」なども行われる。
関連イベントとして、セミナー「高次脳機能障害をもっと知ろう!」(26日)、ヨッテクシンポジウム2013「障害者が力を高める支援」(27日)を開催する。
ヨッテク総合プロデューサーの小川淳さんは「暮らしの中にあるちょっとした不便を解決する手立てが、実はリハビリテーションのノウハウの中にたくさん含まれている。そうしたリハビリテーションのノウハウを、高齢の方々をはじめとして、より多くの市民の皆様に『ヨッテク』を通じてもっともっと広く、分かりやすくお伝えしたい」と話す。
会場はパシフィコ横浜 展示ホールD。開催時間は10時~17時。入場無料。詳細・問い合わせはホームページから。