レッドブル・ジャパン(東京都渋谷区)は「象の鼻パーク」(横浜市中区海岸通1)で7月28日、チェーンを外して行う新しいスタイルの自転車レース「Red Bull Pump Jam(レッドブル・パンプ・ジャム)」を開催する。
同レースでは、コース上にウェーブ上に連なるバンプや高低差のあるコーナー(バンク)を設置し、そのアップダウンや反動を利用して推進力を得ることで、チェーンを外した状態でも速くコースを周回できる。日本での開催は初めて。
当日は、50人のライダーがヘルメットを着用し、二輪自転車(BMX、MTB)で参加する。1周60メートルの長方形コース(スタート台の高さ150センチ、コース幅1.5メートル)を2人の選手がそれぞれコースの反対側から同時にスタートし、先に4周した上位32人が決勝トーナメントに進出。決勝トーナメントは、2台が同時にレースを展開する1対1によるパシュート(Pursuit:個人追い抜き)方式をとり、先に4周するか、相手に追いついた時点で勝ちが決定する。転倒、コースアウトは負け。
同イベントの担当者は「タイミングよくバンプやコーナーを利用してスピードに乗れるかどうかがこのレースの鍵。今回のレースには応募が殺到し、応募開始わずか6分で全50の参加枠が埋まった。日本初開催のレース展開にご期待頂ければ」と話している。
開催時間は予選=11時~、決勝トーナメント=15時30分~、表彰式=17時~。
Red Bull Pump Jamは、Red Bull Pump Ridersというイベント名で2011年にブラジル・パウリニアで初開催され、昨年はチェコ共和国・プラハで開催。Red Bull Pump Ridersのコースは土で作られていたが、今回のコースは木材で作られ、コースも長方形という非常にユニークなものになっている。