「カップヌードルミュージアム(正式名称:安藤百福発明記念館)」(横浜市中区新港2)の来場者が8月8日、200万人に達した。
同施設は、日清食品の創業者・安藤百福さんが抱いていた「子供たちに発明・発見の大切さを伝えたい」との思いを受け継ぎ、楽しみながら学べる体験型食育施設として、2011年9月17日にオープン。開館後、約1年11カ月で来館者200万人を達成した。
200万人目になったのは、家族5人で和歌山市(和歌山県)から来た宮井葵咲(きさ)ちゃん(8歳)で、記念セレモニーでは、カップヌードルミュージアムの筒井之隆館長から記念品とカップヌードル一年分の目録が贈られた。
宮井葵咲ちゃんは「まさか私たちの家族が200万人目になるとは。本当にビックリしました」と話した。
同館の来館50万人は2012年2月26日に、来館100万人は同年8月9日に達成した。
日清食品ホールディングス広報部の松尾知直さんは「ただ見るだけではなく、みて、さわって、遊んで、食べて、という体験型のミュージアムであることが大きな魅力として受け入れられているのではないか。これからもスタッフ一同『クリエイティブシンキング(創造的思考)』を伝え、子どもたちの創造性の芽を育むことに務めていきたい」と話している。
同館では、8月25日で世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」が発売55周年を迎えることを記念して期間限定で、「ミニチキンラーメン」に8種類のトッピングの中から好きなもの2つを選んで食べられる「チキンラーメン屋台」を展開しているほか、小学生以下の子供たちに「ひよこちゃんキャップ」 のプレゼントを行っている。
開館時間は10時~18時(入館は17時まで)。火曜休館(祝日の場合は翌日休館)。入館料は大人500円、高校生以下は無料(一部展示や飲食は別料金)。