そごう横浜店(横浜市西区高島2)地下2階・食品売場のリニューアルが8月30日に完成し、新規店舗含む210店舗がそろうデパ地下としてグランドオープンした。
同店は、2012年4月に約10年ぶりとなる全館改装をスタート。洋菓子売場を皮切りに、和菓子売場、世界の食のセレクトショップ「ディーン&デルーカ」や食品店「平翠軒」などが出店する「ワールドグルメゾーン」まで売場のリニューアルに取り組んできた。
今春に和洋中華惣菜(そうざい)ゾーンをリニューアルし、8月30日に惣菜のイートインコーナーの新設とともに新規10店舗のオープンを終え、食品売場全体の1年半に及ぶリニューアルが完了した。1フロアとしては県内最大級の広さで、7,933平方メートルに210店舗がそろう。
食品売場は新規店舗の出店やリニューアルのほかサービス面の強化も図り、グルメアテンダントやスイーツアテンダント、ギフト相談係といった専門販売員の配置、クロークの新設、冷蔵ロッカーの増設、ポーターサービスなど、ショッピングをより快適に楽しめる環境を整えた。
8月30日の新規オープン店舗は、レストランとホテルのガイド本「ミシュランガイド(2012年)」で1つ星を獲得した懐石料理店「北鎌倉茶寮・幻薫庵(げんとうあん)」、鎌倉の魚介と豆腐料理による豆腐懐石店「鎌倉 ひさご亭」、神奈川県産の鮮魚や野菜を素材とした惣菜店「貞次郎商店(ていじろうしょうてん)」、伝統の京料理を提供する「京都・魚三楼」など。
イートインコーナーには、老舗の名店から話題の人気店まで週替わりで登場する「週替わり お食事ちゅうぼう」、老舗寿司屋「九段下 寿司政 旬八海」、洋食店「日本橋 たいめいけん」、横浜市中区の韓国家庭料理「純ちゃんのダイニング」のキッチン「韓国惣菜 純‘Sコッチン」などが新規出店した。
オープン記念として、9月16日まで同店の人気惣菜48種類を投票する総選挙「SZI48(ソーザイフォーティーエイト)総選挙」を実施し、抽選で300人にエントリーした48ブランドで使えるお惣菜券3,000円分をプレゼントする。
そごう横浜店販売促進部の花岡陽子さんは「今回のリニューアルで、ゆったりした通路によるカートやベビーカーでの買い物も便利になり、正面入口から入店して生鮮売場まで見渡せる一直線の通路もできた。デパ地下のイートインだが、レストラン街の店舗のように落ち着ける店もあり、多くのお客様でにぎわっている」と話す。
営業時間は、地下2階~8階=10時~20時、10階レストラン=11時~23時。