「カップヌードルミュージアム(正式名称:安藤百福発明記念館)」(横浜市中区新港2)は9月18日、オープン2周年を記念した新アトラクション「マイカップヌードルごはんファクトリー」をスタートした。
「マイカップヌードルごはんファクトリー」は、世界でひとつだけのオリジナル「カップヌードルごはん」を作ることができる体験工房。自分でデザインしたカップに、3種類(カップヌードル、シーフード、カレー)の中から好きなスープと、12種類(ポテト、キムチ、タマゴ、エビ、チェダーチーズ、ひよこちゃんナルトなど)の具材の中から4つのトッピングを選べる。味の組み合わせは計4,095通り。
カップヌードルごはんは、「日清のごはんシリーズ」のひとつで、おなじみのカップ麺(めん)の味を「ごはん」化した、同社独自のユニークな米飯商品。米を一度炊き上げた後、高温高速で熱風乾燥したパフライスを、具材とスープとともに電子レンジで水から炊くことで、おなじみの味とコシのある食感を味わえるという。
マイカップヌードルごはんファクトリーは、同ミュージアム3階・マイカップヌードルファクトリー内の特設カウンター。体験料は1食300円。開催日は平日の特定日で、9月=19日・20日・25日・26日・27日。10月=9日・10日・11日・23日・24日・25日。
同ミュージアムの入場者数は平日約2,000人で、うち約8割の来館者がマイカップヌードルファクトリーを利用している。「マイカップヌードルごはんファクトリー」の初日は、マイカップヌードルファクトリー利用者の約3分の1が新アトラクション「マイカップヌードルごはんファクトリー」を体験した。
同ミュージアム統括マネジャーの鶴丸一毅さんは「カップヌードルミュージアムの2周年に、マイカップヌードルとマイカップヌードルごはんの両方をお楽しみいただけるようになった。体験の場が増えることで、皆様により満足いただけたらうれしい。また、通常みることのできない工場の製造工程を見てもらい、原材料の安全性もお伝えできれば」と話している。
カップヌードルミュージアムは、日清食品の創業者・安藤百福さんが抱いていた「子供たちに発明・発見の大切さを伝えたい」との思いを受け継ぎ、楽しみながら学べる体験型食育施設として、2011年9月17日にオープン。開館後、約1年11カ月の8月8日に来館者200万人を達成した。
同館では、世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」の発売55周年を記念して、世界各国のさまざまな麺を味わえるフードアトラクション「NOODLES BAZAAR -ワールド麺ロード-」内に「チキンラーメン屋台」(1食100円)を期間限定で出店。8種類のトッピングの中から好きな具材を2つ選べるミニチキンラーメン屋台で、1日1,000食以上出る日もあるという。
開館時間は10時~18時(入館は17時まで)。火曜休館(祝日の場合は翌日休館)。入館料は大人500円、高校生以下は無料(一部アトラクションは別料金)。