プロバスケットボール・bjリーグの「横浜ビー・コルセアーズ」が9月20日、ワークピア横浜(横浜市中区山下町24)でプレスカンファレンスを行い、2013-2014シーズンへ向けてのチーム新体制を披露した。
横浜は今シーズンでリーグ参入3季目。昨年10月から今年5月まで行われた2012-2013シーズンでは、通算35勝17敗でイースタン・カンファレンス2位となりプレイオフへ。勢いに乗って富山、新潟、福岡を破り、リーグチャンピオンの座に輝いた。
今季の開幕を前にスタッフやメンバーの入れ替えがあり、ヘッドコーチは昨年までアシスタントコーチを務めた勝久マイケルさんが就任。リーグ参入時からプレーヤーとしてチームに貢献した青木勇人選手がアシスタントコーチを引き継いだ。
また、日本人選手では昨季まで富山グラウジーズでプレーしていた堀川竜一選手が新たに移籍。外国籍選手では、マークゥィース・グレイ選手、ウェイン・マーシャル選手、オマー・リード選手の、いずれも身長2メートルを超える3人を獲得した。昨シーズン最高3ポイントシュート成功率を達成し、ファイナルズMVPも受賞した蒲谷正之選手が今季もキャプテンを務める。
この日はプレスカンファレンス前に中華街の横濱媽祖廟でチームメンバーによる必勝祈願が行われたほか、チームを応援するブースターが参加しての出航パーティーも開催。3週間後に控えた開幕戦に向けて、チームが一体となって士気を高めた。
会見では勝久マイケルヘッドコーチが「自分のヘッドコーチ1年目を、2年間アシスタントコーチとして一緒にやってきた選手たちと戦えるのは本当に嬉しい。外国人プレーヤーの3人も、これ以上ない選手を取れたと思っている。まずは開幕戦を目指して毎日の練習でチームとして強くなっていき、目標をひとつずつクリアしていきたい」と抱負を披露。
キャプテンの蒲谷正之選手は「まだうちのチームは参入して3年目。昨シーズンチャンピオンとしての自覚やプライドは持たなければならないが、1試合1試合チャレンジ精神を持って戦っていき、最大の目標である優勝に向けてチーム一丸となっていきたい」と話した。
今季のbjリーグは青森と奈良のチームが新たに参入して21チームで実施。横浜は10月12日にスカイアリーナ座間で信州ブレイブウォリアーズを迎えての開幕戦となり、9月24日には横浜文化体育館(横浜市中区不老町2)で、NBDL加盟チームである東京エクセレンスとのプレシーズンゲームも予定されている。