関内やみなとみらいと山手周辺エリアで11月3日、市民参加型のサイクリングイベント「横浜エコライド2013」が行われる。
同イベントは、自転車で横浜の街をめぐることで、車や徒歩では見落としがちな街の魅力を再発見することや、自転車の活用を通じて地球環境や都市交通への意識を高めることなどを目的に実施されている。今年で6回目の開催で、昨年は約500人が参加した。NPO法人「横浜ペダルプロジェクト」(横浜市中区元町1)が主催する。
今年のコースは山下公園(横浜市中区横浜公園)をスタート・ゴールとし、赤レンガ倉庫やみなとみらい、紅葉坂、根岸森林公園、山手本通り、港の見える丘公園、本牧ふ頭などをめぐる約23キロ程度を予定。スピードを競うレースイベントではなく、参加者は自分に合ったペースで景色や横浜の名所を楽しみながらコースを回ることができる。
参加資格は特になく、前後にブレーキを備えて安全に整備された自転車なら車種は自由(ただしタンデムは不可)。今年からレンタサイクルでの参加も可能になった。イベント中にコースの車両通行規制などは行われず、車道の左側走行を基本とする。
イベントを主催する横浜ペダルプロジェクト代表の鳥羽山康一郎さんは「自転車でなければ発見できない、自分だけの横浜の魅力を見つけることができ、少しきつい坂を登った人だけが見られる風景もある。みんなで走ることで得られる、自転車ならではの連帯感も。今年はレンタサイクルでの参加も可能なので、親子などで気軽に参加頂き、楽しみながら環境や交通についても考えるきっかけにしてもらえれば」と話す。
当日は8時から順次スタート予定。募集定員は大人800人、小学生以下200人。参加費は大人4,000円(レンタサイクル希望者は5,000円、大人のみ)、小学生以下1,000円。参加希望者は10月20日までに横浜エコライドのホームページから申し込む(定員になり次第締切)。