横浜ワールドポーターズ(横浜市中区新港2)で9月28日と29日、「バリアフリーフェア2013」が開催される。
同イベントは、「身体の違い、年齢、国籍、性別などの壁(バリア)を取り払って、みんなで快適に楽しもう!」を合言葉とするバリアフリーマーケット。今年は「コミュニケーション」をテーマに、音楽や体操、ワークショップを取り入れたさまざまなイベントを実施する。
内容は、音楽パフォーマンスグループ「和氣音(わきね)」によるヨガをベースにした体操ワークショップ、ワンコインハンドマッサージ、車いすに乗って参加できる「パーンゴルフ」、作業所で作られたグッズの販売、オリジナルアロマづくりやパステルアート体験など。東日本大震災の復興支援として、東北物産品(いわきの杉はし、刺し子Tシャツなど)の販売も行う。
28日は、iPadを利用した障がい者用支援機器の開発を進めるユープラス(東京都葛飾区)代表取締役の小野雄次郎さんが、「iPadでトーキング・トーク」と題して、多様化しつつあるコミュニケーション支援機器の現状について語る。
また、横浜市民放送局が「CM動画コンテスト~30秒で伝えるわたしのバリアフリー~」の先行企画として、写真を使った動画づくりワークショップ「バリアフリーCM動画制作講座」(28日)を開催。
29日には、2階の特設ステージで、横浜を拠点に活動する姉弟ジャズユニット「サファリパークDuo」が手話通訳付きライブを行うほか、日本盲導犬協会による盲導犬のデモンストレーションを行う。
主催するバリアフリーフェア2013実行委員会の山本洋子さんは「今年は横浜で活動している地元団体の出展も増え、とかくハードなイメージを持たれがちなバリアフリーをもっと大きな意味で捉えられる場になると思う。垣根を越えたバリアフリーのお祭りですので多くの方に足を運んでほしい」と話している。
会場は横浜ワールドポーターズ 6階イベントホール。開催時間は9月28日=10時30分~19時、29日=10時30分~17時。入場無料。